若手人気バンド《anewhite》 河田一真さんにインタビュー
インタビュー
2021.05.06

若手人気バンド《anewhite》 河田一真さんにインタビュー

4月28日に2nd EP『劇場を抜けて』をリリースした若い世代を中心に人気向上中で、勢いの止まらないバンドanewhiteのギター 河田一真さんに独占インタビュー。ファン必見の小ネタから、バンド活動、今後の目標までたっぷり語ってもらった。

河田一真さんファン必見プチ情報

  • 生年月日:2001年1月11日 (1がたくさんあるので一真と名付けられた)
  • 好きなもの:ポケモン(推しは、ヤドン・コダック)
  • 好きな動物:犬(なかでもパピヨン)
  • 好きな食べ物:コーラ・お寿司
  • 嫌いな食べ物:なし
  • 長所:自分のことを俯瞰できる
  • 短所:人に合わせてしまう

音楽をはじめたきっかけを教えてください

3歳の時に、誕生日プレゼントでおもちゃのキーボードをもらって、ボタンを押すと音楽が流れるんですけど、そこから流れてきた曲を耳コピしたそうで、それを見た親がピアノ習わせようと思ったらしいです。一応、絶対音感はあって、聴けばだいたい弾けます。

ギターをはじめたのはいつですか

ギターは高校の軽音部から始めました。中学では楽器自体そんなに触っていませんでした。その代わり、個人的に友達にバンドや音楽について教えてもらっていました。ミックスやアレンジを始めたのは高3の秋からです。大学(洗足学園音楽大学)に入るときに作曲の課題があって、そのために勉強を始めました。みんなも受験期だったので、完全に独学でした。ベースやバイオリンも、いつも弾く人ほどは弾けませんが、楽曲政策をする上でフレーズ作ったりできる程度には弾けます。

普段ギターはどれほど練習するのですか

楽器は、いつも決まった時間練習してないんですけど、気が向いたときにギターを触っている程度です。週1回バンド練習していて、その時しか弾かない週もあります。練習時間は短いですが、曲を作るときに、ギターを触っているのでギターに触れている時間は長いです。

影響を受けているバンドや友人などはいますか

ユアネスというバンドに影響を受けています。ギターの古賀さんが自分の完全上位互換ですね。また、同じ楽器同士でたまに集まるのですが、音楽についての情報交換などをして多くの刺激を受けています。

(photo by Ryohey)

バンド活動やライブの楽しさを教えてください

ボーカル(佐藤佑樹さん)が曲を作ってきて、それを僕がアレンジしているんですけど、ボーカルが持ってきてくれる曲がそもそも良くて僕は好きです。音楽センスすごいなと思っています。そこが一人ですることとの大きな違いですね。

ライブの時は、うまくいくなって思ったときはうまくいくし、今日無理だみたいな日は、ほんとうに失敗してしまったりです。今までは、ライブをしても自分たちのこと知らない人ばかりでアウェーな空気を感じていましたが、ミュージックビデオ(カヤ)を出して、多くの人が聞いてくれるようになって、僕たちが目的で来たわけじゃない人たちも曲を知っていたりして、盛り上がってくれるのがほんとに嬉しいです。今まで、手が上がることなかったんですけど、みんなが拳を上げてくれて景色が違いました。

今後の目標を教えてください

今年中にワンマンライブやりたいです。そして、メジャーデビューしてZeppと横アリに立ちたいです。有名になっている実感はまだまだないですが、同世代のバンドが勢い凄くて、負けてられないと思ってます。僕たちは、どういうことをすれば売れるのかを考えながら、テンポや構成・歌詞を作っています。やりたいこと得意なことももちろん表現しますが、今の自分たちはどんな曲を出せばいいのかを俯瞰して考えることを大事にしていきたいです。

anewhite 楽曲情報

2ndEP「劇場を抜けて」

MV「カヤ」

MV「切言」

緻密なサウンドに乗せられた文学的な詞。聴く人をどこかへいざなうような優しい声。聞く度に解釈が変わる、滞ることを知らないバンド。皆さんもぜひ一度anewhiteの音楽に浸ってみてはいかがでしょうか。

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