【MV企画vol.3】Eelift -私たちにしか創れない唯一無二の世界観を-
企画
2021.02.25

【MV企画vol.3】Eelift -私たちにしか創れない唯一無二の世界観を-

この夏始動した当企画、続いてのバンドはEeliftだ。個性豊かで打ち合わせも撮影中も笑いが絶えない。些細なことで盛り上がっては、時間が溶けていく。しかし、演奏が始まるとその表情は一変して音楽に対する真剣な眼差しがそこにはある。今のインディーズバンドシーンに投げかける彼女たちの音楽は、私たちが浸る世界をほんの少し広げてくれる存在だ。

インタビュー

――こんにちは。自己紹介をお願いします。
萌鈴(Gt/Vo):ギターボーカル作詞作曲担当の萌鈴(メイリン)です。好きなお肉は、せせりです。
しんご(Gt):ギターのしんごです。
こーじ(Ba):ベースのこーじです。
そねゆい(Dr):ドラムのそねゆいです。パンよりご飯派です。

Eeliftとは

――Eelift(旧eel)は、どのようなきっかけで組んだバンドメンバーですか。
そねゆい:元々全員同じ高校の軽音楽部で、このメンバーで組めたら最強だなと思って集めたのが今のメンバーです。でも、楽器のうまさで選んだメンバーだったので、萌鈴としんごなんて初めましての状態からスタートしました(笑)
萌鈴:そうなんです、「しんご?誰だっけ?」ってところからです(笑)

――高校時代は、eelというバンド名でスタートしたとのことですが、バンド名に意味はありますか。
そねゆい:うなぎ上りにパワーアップしていきましょうという縁起の良い意味を込めてeelとつけました。eelポーズも、右肩あがりのポーズになってるんです。
――素敵なバンド名ですね。どんどんうなぎ上りに進化していってくださいね!

eelポーズ

MV制作

――今回MV撮影を行った「Underground」という曲は、どのような曲になっているのでしょうか。
萌鈴:この曲は高校生の時に作っていました。当時は、恨み、妬み、嫉みなどの暗い気持ちを込めて作った曲です。リメイクするにあたって、人には赦すという愛情、やさしさがあると思いそれを込めました。赦すという感情を込めることで人間味を出しました。
――なるほど。高校時代から今までの自分自身の気持ちの変化も重なっているのですか。
萌鈴:そうですね。人間関係などぶつかりあう中で、私自身の成長もあったと思います。

――実際にMV制作をしてみていかがでしたか。
そねゆい:最初にお話を頂いたときには、まだ音源が完成していなかったので、MV制作と並行して楽曲制作を行い、曲のイメージ共有などのミーティングを重ねました。撮影にあたっての場所の許可取りにも行って、自分たちでつくりあげた感じがすごくありました。
しんご:ライブシーンでは、撮られることを意識して演奏するのが初めてで、表現の仕方が難しかったです。MVは、妬みという暗い感情の中に隠れているやさしさとか温かい心が表現されて、人間味のあるMVになっていると思います。萌鈴の表現にも惹かれました。萌鈴の中から湧き出てきている感情を映像として残せたという感じです。

――撮影中の思い出エピソードなどはありますか。
こーじ:撮影前に、1つのトイレで髪をセットしたりして4人で同じ空間を共有したのが楽しかったです。意味もないけど4人で集まってるのが僕たちらしい。
しんご:え?それ?(笑)
萌鈴:撮影後にみんなで食べたステーキがおいしかった~。
そねゆい:いつもライブの時、私は3人の背中を見てるけど、3人が私のことを見ることってあんまりなくて…でも今回ドラムの演奏シーンの撮影の時に、「初めてゆいが叩いてるところをちゃんと見たけど、本当にかっこいいね」と言ってくれたことが嬉しかったです。

Eeliftの今後

――今後はEeliftとしてどのような音楽活動をしていきたいですか。
萌鈴:同年代や高校生を中心にティーンに聞いてもらいたいです。新曲「EMBALMING」やカバー曲「あの夢をなぞって」も公開中ですので、ぜひ聴いてもらいたいです。今までEeliftを聞いたことない人にも絶対聞いてもらいたい曲になっているので、よろしくお願いします。あと今年の春に、……
そねゆい:え!萌鈴の画面切れちゃった!
一同:いいところで(笑)

エピローグ

人への強い恨みは中々消えることはなくて、ずっと心につっかえる大きな痼(しこり)みたいに、その人の人生にマイナスな影響を与えています。強い心の持ち主はきっと、そんな気持ちでさえ燃料にして、前へ前へ進めるのかもしれません。しかし、殆どの人にはそんなこと無理な話だと思います。

結局その痼を完全に取り除くには、相手を赦すしか方法はありません。復讐は快楽を生みますが、きっと一時的なものでしょう。相手を赦し、成長や更生を願うことこそが、自分にとっての唯一の救いになるのだと思います。

Undergroundでは、「君に報復を与えよう」「制裁を加えよう」といった強い恨みのこもった言葉を選びつつ、一方で「迎え入れよう救済の場所「生きて償えばいい」など、相手を赦したい気持ちも心に残っているんだという様子を描きました。大海原のような広い心で、自分自身の暗い気持 ちも、相手の黒い部分もゆっくり受け止めていけたら、それが一番の理想の形だと思います。

Eelift 殿村萌鈴

Eelift「Underground」

MV企画とは

2020年夏に行われたSOUND YOUTHと下北沢ERAによるコラボ企画。この企画ではすべての楽曲が下北沢ERAで撮影された。撮影現場にSOUND YOUTH運営事務局員が立ち会い、MV企画に参加してくれたアーティストから様々なエピソードを伺った。

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